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08.北海道周遊 釧網根室編

  ◆ 「ぐるり北海道フリーきっぷで行く! 北海道一周旅行  《 釧網・根室編 》

                                                         2008年 10月 9日(木)



おはようございます。WestNozomiです。



早速、恒例の今日の「峠」天気予報・・・・・微妙に悪いですね。 気温も低めです。 

とりあえず、シャワーでも浴びて寝惚け顔と、寝癖を直しますw

 

身支度を整えて、朝食サービスを頂きます♪ 朝食を食べないで、私のようなアホみたいな旅行するとマジ倒れますよ?(ぉ

朝食後、一休みしてからホテルをチェックアウトします。

 

JR北見駅に戻ってきました。 そういえば、北見駅周辺にはやたら「東急グループ」の文字を多く見ました。

北海道って、東急色の強い会社や施設が多いんでしょうか? でも、確か網走バスは名鉄グループだし・・・分かりませんね。



そんなことを考えていると、本日最初に乗る普通列車 網走行きが到着です。 ワンマン1,2両の座席争奪戦か・・・

・・・って、あれ?あれれ~? ワンマン2両の停車位置に列車が止まらないよ!?



「ひぃ、ふぅ、みー・・・って、キハ40気動車 4両編成だって!?」

通勤通学客に対応するためみたいけど、普段1両ワンマンでしか動いてないのが4両で来ると圧巻です。



ただ、殆どの乗客が北見駅周辺で降りてしまったので、結局ガラガラ状態で網走へ向かいます。 供給過剰だ・・・



北見から1時間ほどで終点到着。 隣に停車してる特急列車と、殆ど大差無い長さのキハ40普通列車ってどうよ?(苦笑)



そんな訳で、JR網走駅に到着です。 網走といえば・・・



網走監獄(網走刑務所)か・・・

日本最北の刑務所であり、かつては日本で一番過酷な監獄とまで言われていた網走監獄。
今回は、時間の関係上スルーしますが、次回来る際は是非見ておきたいものです。

ちなみに、この網走駅の駅票は全国的にも珍しい縦書きになっています。

これは、刑務所を出所した元受刑者達が故郷に帰る際、『もう横道に外れるなよ』という意味が込められています。


私の場合は、悪いことはしてませんが・・・違った意味で、横道に反れてしまった気がしないでもないが・・・ギャルゲーとかさ(汗

 

そんなWestNozomiですが網走から先、釧路を目指します。 乗り込む列車はJR釧網本線を走破する快速しれとこ号です。

 

快速しれとこ号は、転回クロスシート2両編成でした。 あれ?後方2両目って昨日乗った特別快速きたみ号と同じ車両だ!!

しかし、オフシーズン(閑散期)なのに、明らかに変じゃないか?
そう思っていると、偶然わたしの前の座席に座っていた地元のおばさん達の世間話が耳に入ってきました・・・

「夏休みでもないのに、2両で来るなんて不思議ね~? いつも1両なのに何かあるのかしら?」

やっぱり! 新たなトラブル・フラグが立ったか!?



まっ、気にしても始まらないし~♪ 空席ガラガラ状態で、快速しれとこ号は網走駅を発車して釧路へ向かいます。

遠山 翠SD

ちなみに、釧網本線 網走からは途中のJR緑駅までの区間運転もありますよw

 

網走を出発すると、オホーツク海に沿って釧網本線は走ります。 鉄道も道路もず~~~っと、まっすぐですね。

 

この釧網本線では現在、道路と鉄路を相互乗り入れ出来る「DMV(デュアル・モード・ビークル)」の試験運転が行われています。

JR浜小清水駅にはDMV専用線も完備されており、道路から線路に入るアプローチ線も作られています。
試験運転とは言えど、一般乗客もJR北海道に申し込めばDMVに実際乗ることも出来ますよ!

ちなみに、肝心のDMV車両はこの日、「鉄道の日」イベントで札幌の車両基地に出張中だったみたいですorz

 

しばらくすると、世界自然遺産:知床への玄関口でもあるJR知床斜里駅に到着です。

ここで6分ほど運転停車。
その間に、定期快速列車では珍しく車内販売員が列車に乗り込み、駅弁や飲み物などを販売してくれます。

わたしは外へ出て、気分転換♪ 世界遺産に指定されている区域まで行くには、ちょっと遠いのでこれもスルー。
次回はオホーツク海側に特化した旅行にしたいですね~? 層雲峡とかも行って見たいしww



知床斜里を出発するとオホーツク海とは、お別れして一転山間部に入ります。



でも、線路は相変わらず真っ直ぐです。 途中駅での乗降客も少なく、マタ~リしていますww

 

途中、JR清里町駅にて網走行きの快速列車と行き違い停車をします。

北海道らしくホームは舗装されていません。 駅に降り立つと、微かに土の匂いなど自然の香りがします。



快速列車だけど、非常にゆったり走る快速しれとこ号。

事前にセイコーマートで買っておいた缶コーヒーを片手に、ゆっくり車窓の景色を眺めて佇む至福の時。
さて、そうこうしている間に例の駅に到着ですよ!



JR釧網本線 緑駅。

停車時間30秒だったので、急いで撮影したけど・・・列車が動いたため駅票が隠れちゃった!残念。

冒頭でも言ったように、網走駅からこの駅までの区間列車も運行されていますが、無人駅です。
駅前には最近『みどりの湯』という温泉も整備されており、自然豊かな土地です。

せっかくですから、是非一度お越しになってはどうでしょう?

『夜明け前より瑠璃色な』キャラクター人気投票~私は『遠山 翠』を応援しています  (※【駅ネタ】 : 緑駅にて「夜明け前より瑠璃色な」 遠山 翠)



緑駅周辺には、川湯温泉や万年霧でも有名な摩周湖もあります。 温泉も豊富なんですね~?

しれとこ号が途中、停車するJR摩周駅前には足湯が整備されています。
この摩周駅でも5分程度の運転停車があるので、急ぎ足になりますが足湯に浸ることも出来ます。

短い時間だけど、足湯って良いですね~♪ リフレッシュできます。(本当に、停車時間内で足湯に入って来た奴)



「ウシ君!ウシ君! キミいったい北海道に何頭いるの?」  沿線では、あちこちで放牧も行われています。



摩周駅から暫く走ると、再び車窓の風景は一変! 大きな湿原が見えてきます。

このあたり一帯が、ラムサール条約にも指定されている『釧路湿原』ですね。 ほぇ~、やっぱり壮大だ~。


ところで、終点の釧路駅まで残り6駅だというのに、相変わらずガラガラな車内。
通常1両編成が原則・・・いや、それでも空席が出るだろう状況で、なぜ今日は2両編成なのか? 塘路駅で真相判明した。



ちょ・・・wwwwwww

中高年の団体客御一行さまが乗ってきました・・・あぁ、だから2両連結していたのね。


 【 3分経過 】

運転士&旅行添乗員:「もっと、後方まで詰めて下さ~い!!」



一体何人乗って来るのでしょうか? 一向に途切れる気配が見えません(苦笑)

山陰地方からの団体客が2組同時に乗ってくるため増結したらしいけど、あっという間に通勤電車並みの混雑に・・・。
JR釧網本線には特急列車は走っていないので、必然的にこうなったんだろうけど・・・いやはや、凄かったです。



さて、私はこのまま釧路まで向かわず、1つ手前のJR東釧路駅で花咲線へ乗り換えるため途中下車します。

・・・って、降ろして下さ~い!! わたし東釧路で降りますよ!?(滝汗)



なんとか、東釧路駅で根室本線(花咲線) 普通列車:根室行きに乗り換えることが出来ました。

乗り換えたの私一人だったけどw  なんか、以前四国でも似たような体験したな~?



根室本線(花咲線)の線路も永遠と真っ直ぐです。



飽きるかもしれませんが、本当にず~~~~~~~~~っと、真っ直ぐなんだもん!!

 

でも、根室に近づくにつれ太平洋や、北海道の草原なんかも見えます。

デジカメには写せませんでしたが、草原には野生のキタキツネや、鹿の親子連れの姿も確認!スゲーww
そして、しばらく走ると列車は・・・



日本最東端の駅、JR東根室駅に到着です。

ちなみに、最東端だけどココが終点と言うわけではありません。 花咲線の終点は、この次の駅にあたるJR根室駅・・・

 

東釧路から約2時間30分。 ついに、終点JR根室駅に到着!



「ここが、日本最東端の有人駅になりま~す!!」

おさらいまでに・・・


 【 日本最東端 : 東根室駅 (北海道) 】

佐世保駅 【 JR日本最西端 : 佐世保駅 (長崎県) 】

西大山駅 【 JR日本最南端 : 西大山駅 (鹿児島県) 】

 【 日本最北端 : 稚内駅 (北海道) 】




これにて、JR駅の東西南北端を、WestNozomi完全制覇!バンザ~イ♪バンザ~イ♪ なんか、凄い達成感がありますw

 

日本最東端の『みどりの窓口』がある根室駅舎は、こんな感じ。 ちょっと工事中でした。



ちなみに、根室駅周辺の地図。 これで分かるように若干、東根室駅のほうが根室駅より東にあるんですね。

そして、正真正銘、日本の最東端である納沙布岬は、ここ根室駅から約23km。



一応、路線バスで行けることは行けるんですが、とある理由で納沙布岬訪問は、断念せざるをえない状況に・・・無念orz



いやいや、クマ出没とか関係ないからwww

 

おもいっきり、未練を残したまま、折り返し釧路行き普通列車に乗り込みます。



さぁ、釧路に戻りますか・・・



「次こそは、絶対日本最東端の岬に足を下ろしてやるーーー!!」 また来るよ・・・うん、必ず来るさw

そして、根室を離れることにしました。



再び、根室本線(花咲線)を釧路方面に戻ります。 北海道の無人駅舎って、コンテナ型のやつが多いですね~?

 【 イメージ画像 】

根室を出発して、1時間ほどで日没を迎えました。 すると、車内アナウンスが・・・


「この先、野生動物が多く出没するエリアを走行します」

「特に、これからの時間帯は遭遇の可能性が非常に高いので、皆様ご注意下さい」



どう注意しろと!?

そうこう言っていると、シカ集団出没により急停車! あぁ、なるほどね・・・これは危ないな。

結局、終点釧路に到着するまでに、キツネ君や、シカさん達の線路横断で合計6回急停車しました。 多すぎだろ・・・(汗



根室から2時間半、ようやく釧路駅に到着です。 前回の北海道東日本パス旅行以来になる釧路ですねw

そもそも、何故根室にて納沙布岬訪問を断念してしまったのか・・・

   釧路ロイヤルイン

釧路でホテルの予約が取れなかったんですよ・・・

旅行出発3週間前に、昨年楽天トラベルにて最高評価を得たホテルに泊まろうとしたら『満室』と言われ・・・
その後、泣く泣く東横インやスーパーホテルも探すが立て続けに満室通知orz

某大手旅行会社にまとめ買いされた後でした。 。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん

 

カプセルホテルは空いてたけど、ここまで来てそれは・・・なので、最終の特急列車に乗って帯広まで行きます。
要は、この特急の時間に合わせたら、納沙布岬まで行けなかったんですよ~!

特急列車発車まで、時間があったので釧路駅構内をウロウロ・・・(ぉ



待合室にあった、先日廃止された北海道最後の寝台特急「まりも号」のヘッドマーク。

本州方面へ向かう寝台特急は残っていますが、道内完結型の寝台特急は今年夏にて完全廃止されました。 残念ですね。
これが、残っていたら今回の旅行も違った濃い日程になっていたと思いますよ。

う~ん、それより少しお腹が減ったのでキオスクでも行ってみようかな?



“かりもふ”な、メロンパンが山積みだって!?

シャナが見たら喜ぶだろうな~?」と思い、同時にぐぎみーボイスが脳裏を掠めた私は、やっぱり重症ですww

 

おっと、そろそろ発車時刻なので、特急スーパーおおぞら14号 札幌行きに乗り込みます。

スーパーおおぞら号の座席って好きだな~♪ S北斗も少し見習ってほしいよw



特急に揺られること1時間40分。 十勝平野の真ん中にあるJR帯広駅に到着です。



帯広の21時現在の気温は・・・10度か。 うん、そんなに寒くはないね♪

今回、釧路の代わりに泊まるのは帯広駅正面ど真ん前にある『リッチモンドホテル帯広駅前



とりあえず、初めての自動チェックイン機にて簡単な手続きをして、宿泊料金を払う。



支払いが終わり、貰ったカードは指定された部屋のルームキーにもなります。



おぉ~、広~い♪

液晶テレビ、ドリップコーヒー&紅茶、空気清浄機、全機種対応ケータイ充電器などのほか、アメニティー類も充実。

 

浴室も一般的なビジネスホテルより広く、足を伸ばして湯船に浸かれるくらい大きいです。
POLAのシャンプーも髪や肌に合って良かった♪ ちなみに、市販されてなく、普通に買ったら1,500円くらいだったかな?

   リッチモンドホテル帯広駅前

実は、この「リッチモンドホテル帯広駅前」。 OPENして半年も経ってない超新しいホテルなんです。

しかも、クオリティーが高いので宿泊料も通常は9,000円~12,000円という普段は絶対宿泊しない類のホテル。
そこは割引を使って、8,000円台で宿泊しましたけどw


フロントからノートパソコンを借りて、ネットに繋ぎBlog&mixiを更新して帯広の夜は更けていきます。



  【 いよいよ次回は、札幌に戻り北斗星に乗るよ! 】


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